本番が終わった
虚構の劇団第13回公演『もうひとつの地球の歩き方』
全公演が終わった
稽古始まりから終わりまで、2ヶ月以上、この劇と共にあった
12月中、胸が苦しくて稽古場に行くのが嫌になることが何度もあった
小道具担当であるにも関わらず、作れない、物を作ることが恐かった、原因はわからない
父が死んだ、自殺だった、鬱病が原因だったのだが、なぜあの日だったのかはわからない
本番が始まっても、男だからという理由で動かされるのがどこか受け入れきれなかった、大道具を持つのが苦手だ、仕込みとバラシは何度やっても、やはり慣れない
そして「風邪をひくだろう」という自らの予言を実現してしまい、公演中、インフルエンザになった、奇しくも、地元の新居浜公演期間中であった
そして大千穐楽では本番中に小道具が壊れた、メンテナンス不足だった
演出部の仕事とはなんなのか
クリエイティビティとはなんなのか
何もわかならない
けど、それでもつくれたこの小道具3つと思い出は、大切にしていこう
少しずつ紐解いていこう