車を支えているのはタイヤ

三日坊主日記です

電子書籍用端末探訪の旅

昨日、部屋の掃除をしたら、マンガが棚から溢れてしまった

置き場所に困って、ふと、電子書籍を今後は買おうと決意したのだ

電子書籍は過去に何度か買ったことがあるのだが、やはりからだに馴染まない。これまで何回か電子書籍導入を検討して、その度に頓挫しているのだ。いくつか要素があると思うのだが、昨日タブレットを探している時、それが判明したのである

 

これまでは、液晶画面の眩しさ、データであるという先入観が、読後感の味気なさを際立たせているのだと思っていた。それはきつと間違いではないし、これからも付いてまわる感覚だろう。

しかし真に問題なのは、ページをめくる頻度なのだということがわかった

アナログ書籍であれば、右のページを読んで左のページに移り、そしてページをめくるのだが(つまり2ページに1回めくることになる)、電子書籍だと、1ページにつき1回めくらなければならなくなるのである。

 

電子書籍を読んでいる時の、あの急かされている感覚、大学のレポートを読んでいるような(そうまさしく電子書籍はレポートである)感覚は、全てこのめくる頻度と直結しているのであった。試しに、小さい画面のスマホで、見開き読みをしたところ、「読書をしている」と腑に落ちたのである。レポートではない。私にとって本を読むという行為は、「ワン・ツー・ペラッ、ワン・ツー・ペラッ」という24年間に及ぶ読書リズムで、骨身に染み付いてしまっていたのであった

 

さて、となれば話は次の段階になる。つまり、何インチのタブレットを買うかだ

一般的なタブレットは、8インチ前後のものが多く、電子書籍もそのサイズが読みやすいとされている。しかしそれは片開き読みした場合の話であって、私のように見開き読みをしたい場合には画面サイズが小さすぎるであろう(Kindleの検討も行ったが、同じ理由で見送りである)

となれば10インチ前後のものになるが、私が想定していたよりも画面が小さく、見開きにすると読めなくはないがアナログより文字が小さくなってしまう。そうなっては導入に踏み切るには少ししのびない

12インチのiPadがあり、これならいけるかと思ったが、元の画面比率が4:3で、これは片開き読みするには最高な比率なのだが、見開き読みをすると片面のページがとても細長くなってしまい大変読みにくい。どうしてだ、どうしてみんな片開き読みをするんだ? どうして読めるんだ?落ち着かなくないか?私はまったく落ち着かない

 

私は今、12インチほどで画面比率が16:9に近いものを探している。探せばあるのだろうが、一般的な電器屋では置いてくれていないので試し読みができない。買ったら最後、不満があっても使い続けるしかないのだ

 

もうタブレットPCを買うしかないのが、そうなると予算が……と、悩んでいる

何か最適なタブレットはないものか……