母親ネタ
物語の王道として、母親ネタがあります
母親との確執を解消できないまま、母は死んでしまい、しかも母は毎日留守電に心配のメッセージをしてくれていた、なのに一度も返信せず、一人ぼっちのまま母は死んでしまった、残されてしまった息子
みたいなストーリーです
あるいは逆に、
女手一つで二人兄弟を育ててる母親、朝から晩まで働いて、愛情を持って、幸せな家族だったのに、何らかの理由で二人兄弟が一度に死んでしまい、一人ぼっちになった母
です
この母親ネタなのですが、弱虫ペタルでも活用されてますし、いたるところで見ます
で、ぼくこの母親ネタが生理的につらいんです
実家に帰らねばという気持ちになります
どんなに話の筋がめちゃくちゃでも、構造的に欠陥があっても、目頭が熱くなります
何が言いたいかというと、これずるいんです
そんなん絶対感動するやん!
って、思うんです
だから
だからこそですよ?
これからは、筋も構造もめちゃくちゃなのに母親ネタ使う輩がいたら、徹底的に追求してやろうと思います
キレ気味で!!
だいたい書きあぐねた人がすることといえば、母親ネタが登場人物の誰かを殺すなんですよ!
(ぼくも登場人物よく死なすからお察しください)
弱虫ペタルは、非常に優れた構成で、ベタでありつつきちんとしてるんです
ああいうちゃんとした母親ネタを見たい
そしてぼくはなるべく死なさずに書きたい……
というとを、稽古しながら思いました