書を捨てよ、町へ出よう2016
大学の同期の卒業制作を見てきた
物語に拘ってなかったことが、良かった
同期があのホールで走ってる姿を見るのは、心にくるものがあった、かっこよかったし、何よりエネルギーを感じた
ポストドラマ的演劇で、中ホール初の試みじゃないかな? 大学教授陣の頭の硬さが緩くなることを切に願う
不自由からの脱却が、大きなテーマだったと思う。細かいのもあったのかもしれないけど、それは分からなかった
人間は自由であるべきではないか?という作者の主題がストレートにはっきり伝わった
不自由と感じるには、抑圧されていることが必要だと思う
大学に入り、ぼくは抑圧感が薄まり、つまり不自由に感じることが少なくなり、怒りも少なくなった。丸くなった
舞台の上にいた同期の俳優たちは、これから何をよりどこに自由を求めるのだろうか
世間だろうか、徴兵だろうか、政治だろうか
自由なんか求めなくていい社会になるといいなって思う
音楽よかったなー、はるきのセンスだと思う
あと立ち入り禁止テープ、ブルーシート、ああいうのってワクワクするんだけど何でなんだろう? 参考にしたいです
あと、ガチの青森弁中ホールで聞けてよかったです。それだけで、感無量
あとみっふぃーのDJ。一人で盛り上がってるの楽しかった
俳優を信じるとああいう芝居がつくれるんだろうなぁ……
戯曲はあるんだけど、物語がない感じが良かった
物語がなければ、圧倒的に「今」が浮かぶんだなぁ
物語がいくら今今って言っても、敵わない気がした
別役実が、演劇(戯曲?)は息の長い言葉(あんま覚えてない……)みたいなこと言ってたけど、ドラマ演劇と非ドラマ演劇は、相対するとのっていうより、使いようだね。自分が表現したいものをつくるとき、どっちとるかの選択の話のきがしてきた
戯曲はいらないって副論文のオチになりそうなんですが、やっぱり必要な気がしてきてます
同期の人たち、お疲れ様
見てよかった